FM三重『ウィークエンドカフェ』2016年10月8日放送

今回のゲストは、ただいまイベント開催準備のため、とっても忙しい夜を送っている、実行委員長のオグロックさんと実行委員のUさん。
11月13日に行われる玉城ミュージックモンスターフェスティバルまで、あと1か月と少し。開催に向けて頑張っています。
玉城ミュージックモンスターフェスティバル、通称『TMM実行委員会』のみなさん、今年は57人のメンバーで準備をしています。

城を盛り上げようというメンバーが結集!

U 今年の実行委員長はオグロックさんですが、玉城の人じゃないんです。
別に玉城町の人じゃなくても、大学生とか企業の社員さんとか、みんな一緒になってとにかく玉城を盛り上げるような祭りをしたいと立ち上がったのが、この『TMM実行委員会』です。

はじめは町の職員を中心に、若い子たちの活動を何かできないかな、というところから。
自分たちの好きなアーティストを呼んで、それを中心に盛り上がるような祭りがしたいと会議を行いました。
そこにたまたま知り合いの知り合いという感じでオグロックさんが来ていまして、そこで話も盛り上がり、どんどん話が大きくなり、現在のようなごちゃ混ぜのイベントとなったわけです。

オグロック それ以来なので、逃げられずに4年経ちました(笑)。
毎年9月の半ば頃から、イベント本番である11月半ばくらいまで、私生活は玉城で暮らす時間のほうが長いです。
寝る時間と仕事している以外、ほぼ玉城町にいます。
やるからには徹底的にやろうと、イベントのお手伝いをさせてもらっています。
最初の頃はお手伝いだったんですけど、とうとう今年はまさかの実行委員長に。
自分が『オグロック』という名で、伊勢志摩でローカルアーティストとして活動させてもらっているので、その看板を使っている限りは、ちゃんとしたものにしたいと思っています。
しかも玉城町のみんなの上に立って指揮をするのなら、なおさらちゃんとしたものを作りたいと思いまして、自分の友だちのアーティストや仲の良いアーティストやクリエイターたちに、玉城町に力を貸してくれと頼みながらイベントを作っています。

 

行委員も楽しめる『大人の文化祭』

オグロック レッドステージ/ホワイトステージとありますが、要するに地面にテープを貼ってあるだけなんですよ。
赤色のテープが貼ってあるからレッドステージ。
白色のビニールテープが貼ってあるからホワイトステージ。
名前だけフジロックからパクって格好良くしたかったという、とても不順な動機のもとに・・・。
全力で背伸びした名称を付けています(笑)。

U でも一応3つのステージで、それぞれの時間でそれぞれのアーティストやパフォーマーがいろいろしてくれるのは、実行委員からしても楽しいし、もともとは実行委員も楽しめるようと始まったイベントなので、僕たちも楽しんでいますし、お客さんも、どの場所にいても楽しんでもらえると思います。
玉城町主催の『玉城ええやんまつり』というのも共催しているので、そちらでさまざまな物産展や牛肉・豚肉のふるまいもしながら。

オグロック 食べたいな〜、いつか食べたいな〜。

U (笑)TMMと一緒になって盛り上げていきたいこうと。
誰が来ても楽しめるイベントかなあと。

オグロック 良くも悪くもゴチャ混ぜなイベントなんですよ。
おじいちゃんおばあちゃんは『ええやんまつり』に来てくれますし、TMMのメインターゲットである、お子さんから若い家族までは僕たちが担当しますし。
小さなお子さんからおじいちゃん世代まで幅広い層が来られるイベントとなっています。
絵的には、今、流行っているようなオシャレなイベントでは決してありませんが、誰が来ても楽しめることを創るのは自信があります。
とてもピースフルな・・・大人の文化祭ですね。

 

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域イベントのリーダーの養成

U 実行委員会はイベントをPRする総務広報の部、ステージを担当する部
ワークショップの部、婚活イベントの部と4つの部で構成されています。
それぞれの部の部長さんたちがリーダーシップをとって、進めていきます。
このイベントは、町としては玉城町教育委員会がサポートを担当。
TMMというイベントが前面に出ていますが、本当の目的は地域の次世代のリーダーを育成することと、若者の交流の場を作ること、地域の活性化をしようといいのが根底にあります。
そういったことの管轄が教育委員会になっているため、教育委員会が主催という感じになっていて、その上にイベントがあるという形になっています。
このイベントを通じて、オグロックさんをはじめとする若い人たちが仲良くなって、この先の玉城町を、より良く、楽しくしてもらえるといいなあと思っています。

オグロック 実際、スタッフ同士の仲はとても良いですよ。

U TMMは月1回程度の頻度で会議をするのですが、その後ゲームをするグループが集まっていたり、ラーメンを食べるだけのグループがあったり、小さい単位で。

オグロック TMMラーメン部とかゲーム部とかね。
個人的な主観なんですが、僕は遊ぶためだけに集まるのは好きではありません。
イベントを作るという目的を持っている人たちが、休憩をする。
それによって脳みそがほぐれて、新しい意見が出てきたり前向きな意見が出てくるところがクリエイティブで面白い。
ただ遊ぶのではなく、戦士の休憩というか。
ただ仲が良いから集まるのではなく、一緒に何かを作っている仲間だからこそできる絆。
まあ実際は、遊びたいから遊んでいるんですけど(笑)。
会議の後のアフターが魅力だから、会議が楽しい。

U 職種も年齢も違う人達が集まり、イベントで出会って、共通の趣味で動いて、イベントに携わるという流れ。
事務局として見ていても、本当に楽しいしありがたい。
例えば大学生の子と社会人のメンバーが、就職について質問したりアドバイスしたり、普通にしているんです。
そういうこのイベントを立ち上げたからこそ、そういう話ができるような関係ができていると思うと、嬉しく思います。

 

の地域のイベントに研修へ

U せっかく集まっているので、「どうしたら会議をうまく進められるのだろう」というファシリテ―ション的な研修や、部員とのコミュニケーションを取りやすいようにするコミュニケーションの研修、効果的なPRの研修など、去年から自己を高めてもらいながらイベントに参加してもらえるよう企画をしています。
セミナーや研修を受けながら、イベントを作っていくというわけです。

オグロック 僕、一回も行ってないですけど(笑)。

U そう、委員長が一番参加していない。
他の地域でイベントを行っている団体に視察に行ったりもしています。

オグロック それは大事ですね。
いなべの団体だったり、多気町の団体だったり。

U 多気町の『オタコス』は自分たちもコスプレして参加しながらTMMのPRをしてみたり。

オグロック 蓋を開けてみたら完成度の高いイベントもたくさんあります。
そのスタッフに苦労した部分を聞くと、だいたい一緒なんですよ。
ちゃんとやっている人たちからそういう話を聞くと、刺激をもらえます。
近隣のイベントに顔を出すことは、とても大事なことだと思います。
いざとなったら助けを求めることもできるし、こちらも何かあったら、いくらでも手を貸しますから。

U 特にオグロック委員長は、伊勢・松阪・津までいろんなイベントに出てもらってTMMのPRしてもらいつつ。

オグロック アーティスト活動もしているので、出られるイベントはどんどん出て、僕の名前を売りつつイベントの名前も売りに出ています。
時間がある限り、三重県の東西南北のイベントに顔を出している昨今です。

 

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オグロック 今年はですね、お笑いタレントや俳優としても活躍している藤井隆さん、女優の早見優さんがいらっしゃいます。
オープニングアクトは、鳥羽が生んだ、いまや本当に頑張っているetsucoさんというシンガーで、僕が勝手に人生の先輩と思っている人です。
他にも体育館では、ワークショップやボルタリング教室、手品教室など
親子で楽しめるイベントがたくさんあります。
玉城町はもちろん、他の地域のみなさんも、ぜひ遊びに来てください!

楽しみです、本当に。